2015年9月14日放送の第277回プロフェッショナル 仕事の流儀に、サイバーセキュリティー技術者・名和利男さんが登場します。
日本にはサイバーセキュリティ技術者が26万人程いるそうで、
その中で圧倒的な知識と技術力で「トップガン」と呼ばれている人達が10人くらいいて、その「トップガン」の中でも最高峰といわれるのが名和さんです。
2015年5月の年金機構へのサイバー攻撃による情報流出など、サイバー攻撃が身近に感じられるような事件がありました、さらにはマイナンバー制度が待っています、ますますサイバーセキュリティ技術者の存在がクローズアップされそうな世の中になって行きそうです。
超一流のサイバーセキュリティ技術者・名和利男(なわとしお)さんの経歴と、結婚しているのかを調べてみました。
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名和 利男(なわ としお)
生年月日 1971年(48歳くらい)
出身地 北海道北見市
サイバーディフェンス研究所
情報分析部部長 上級分析官
ファイア・アイ日本法人CTO1991年 旧防衛庁 海上自衛隊 第1護衛艦隊 護衛艦さわゆき 電測員
1994年 同庁 航空自衛隊 防空指揮群 通信隊 信務暗号通信員
1999年 ｕｓ Air Ｆｏｒｃｅ Noncommissioned Officer Academy
同庁 航空自衛隊 第3航空団司令部 日米連絡調整室
2001年 同庁 航空自衛隊総隊 プログラム管理隊 プログラム幹部
2005年 退官
2006年 有限責任中間法人JPCERT/CC 早期警戒グループリーダ
2009年 （株）サイバーディフェンス研究所 上級分析官
デジタル・フォレンジック研究会 理事
2014年11月1日 ファイア・アイ日本法人CTO
航空自衛隊において、信務暗号・通信業務/在日米空軍との連絡調整業務/防空指揮システム等のセキュリティ担当（プログラム幹部）業務に従事。 その後、国内ベンチャー企業のセキュリティ担当兼教育本部マネージャ、JPCERT/CC早期警戒グループのリーダを経て、サイバーディフェンスに参加。 専門分野であるインシデントハンドリングの経験と実績を活かして、CSIRT（Computer Security Incident Response Team) 構築及び、サイバー演習（机上演習、機能演習等）の国内第一人者として、支援サービスを提供している。 当研究所のCSIRTであるCDI-CIRTの設立者
出典 https://www.cyberdefense.jp/profile/member.html
名和さん北海道北見市の農家の生まれで、6人家族の長男です。
高校卒業後自衛隊に入隊、入隊11年目の2001年にセキュリティ対策という新しい任務の現場責任者になったのが名和さんの転機でした。
元々コンピューターに興味があり、あまたあるコンピューター言語をあっという間に独学で覚えてしましました、そしてひたらすらセキュリティ対策の案を練ったそうです。
ところが当時は日本ではサイバー攻撃の事例がほとんどなく、名和さんの考えた対策案はなかなか実行に移されることはなく、徒労感だけが募っていき、
挫折感と悲壮感、頑張っても貢献できないという諦め感があり、すごくすごく落ち込んだそうです、そして3年後自衛隊を辞めることに。
名和さん天才だったんですね、コンピューターに出会ったのが2001年と29歳か30歳のころとかなり遅いのに、1年位？もっと短いのでしょうか、あまたあるコンピューター言語を独学で覚えてしまったのですから。
セキュリティ対策部門に配置換えした人素晴らしいですねMVPですね、もし名和さんがコンピューターと出会わなかったら今の日本はどうなっていたのでしょうか・・・
自衛隊を辞めた理由は、攻撃側は時間が経つごとに能力や経験値を高めているのに、防衛する側の国内組織の対応力が上がらずに、十分に認識されていないことに無力感を感じたからだそうです。
民間でもっとアグレッシブにサイバーセキュリティー問題に取り組みたいと考えて自衛隊を辞めます。
これって名和さんが組織に失望したって事ですよね？名和さん失望するまでに物凄く一生懸命この問題に取り組んできたのだと思います、
それなのに対応力が上がるどころか認識すらしてくれない、そんな現状を見て何て自分て無力なんだと思い気持ちが折れてしまったのでしょうか。
頑張ってきたのに全然改善されないんじゃやる気無くします・・・それだったらそんな組織を抜けて民間で頑張ってみたいと思ったんでしょうね。
厚遇な自衛官の職を捨てて転職するのですから、よほどの失望だったのでしょう、名和さんほどの優秀な方ですから辞めるときは色々な所からお誘いあったことでしょう。
自衛隊を辞めたあとは、それまでやっていたセキュリティーとは無関係の仕事に就いたそうですが、その間もずっとサイバー攻撃のことが気になっていたようで、
それから2年後34歳の時に自衛隊の先輩から誘われてセキュリティ関係の仕事に就きそこで色々学び、その後20人程いる技術部門の特別職として招かれて、サイバーディフェンス研究所に入ります。
名和さん現在はサイバーディフェンス研究所と兼務する形で、ファイア・アイ日本法人最高技術責任者（CTO）を兼任しています、今後は徐々に業務の比重をファイア・アイに移していくとの事です。
サイバーディフェンス研究所って民間企業なんですね、国関係の組織だと思っていました。
名和さん自身の身の危険を顧みずにテレビの取材を受けたのは、現在日本の置かれている危機的な状況を広く知って欲しいからだと言っていました、
名和さん物凄い使命感を持っています、日本の置かれている立場が非常に良くないと危機感を持ってセキュリティの仕事に臨んでいる素晴らしい方です。
自衛隊的にはこんな人材を手放してしまったのは勿体なかったですが、名和さんの能力を見つけて開花させたことはすごいと思います、そのままセキュリティの仕事に就かないでいたら国家的損失でしたが、またセキュリティの仕事に戻ってきて本当に良かったと思います。
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結婚しているのか？
番組の次回予告でノーパソのキーを打っている左手薬指に指輪があるので、結婚していると思います、番組放送の時に左手薬指に注目して下さい。
お子さんがいるのかはわかりません、年齢的には結婚しているならいてもおかしくないです。
番組内で顔はモザイクで隠されていましたが家族出てきました、奥さんとお子さんが二人でした、娘さん5歳くらいと息子さん2歳くらい。
名和さんの情報少ないです、仕事柄意図的に情報出さないようにしているような気がするのですが、考えすぎでしょうか？
記者クラブで講演したり顔出して取材に応じたりしていますので、顔出しは問題ないみたいです、
どうやら私どうやら壮大な勘違いしていたようで、名和さんの仕事（サイバーセキュリティー）はスパイや秘密組織のエージェントみたいに、顔を世に知れるとマズいような仕事だと思っていました。
でも攻撃を仕掛けてきている側からの、ハニートラップなどのプライベートへの介入や攻撃とかありそうじゃないですか、そういう事って有りそうな気もするのですが、映画や小説の見すぎ読みすぎでしょうか？
番組を見ていて驚きました何が驚いたかといいますと、名和さんを潰したいと思っている人達がいることです、そこは正直リスクを感じますと言っていました、
内閣サイバーセキュリティセンター参事官補佐の方が、安全が確保されていて欲しい重要な方といっていましたので、名和さんに危害を加えようとする勢力が確実にいるみたいです・・・
映画や小説の世界みたいですが本当にそんなことがあるんですね・・・たぶん公安や内閣調査室とか警察や自衛隊内部の特殊部隊が名和さんと家族の事を日頃からマークしてガードしていると思うのですが、どうなんでしょうか？
身の危険を感じているのにいくらモザイクかけてあるといっても、家族の姿をテレビに出して良かったものなのかと思います、ネット見ていたらあの家族ダミー家族じゃないかって話がありましたが、名和さんお父さんしていたので本物なんじゃないでしょうかね。
マイナンバーはヤバイ？
現在日本国内で正体不明のサイバー攻撃が頻発していて、昨年の攻撃件数は256億件を超えました。
これってセキュリティーの甘い日本だからこれだけの攻撃があるのか、他の国も同じなのか気になります。
ひと昔前(15～20年前)のサイバー攻撃者の多くはオタクといわれるような個人の仕業でしたが、現在のサイバー攻撃者は高度にプロ化したテロ組織・犯罪者集団や国家機関で、さらにサイバー攻撃の手法が劇的に変化して手口が格段に巧妙化してきていているそうです。
名和さん2013年の時点で日本の都市インフラへの攻撃や、マイナンバー制度が動き出せば日本もエストニア型サイバー攻撃を受ける恐れがあると言っています。
ちょうど2015年9月3日に来月1月から運用の始まる、マイナンバー(社会保障・税番号)法の改正法が成立しました。
今回のサイバーセキュリティー技術者の名和利男さんをプロフェッショナルで取り上げるのは、そのせいかなとまた深読みしてしまいました。
マイナンバー制度が既に導入されているアメリカでは、「なりすまし」による被害が拡大していて、3年間で1170万件・損害額は毎年約5兆円と物凄い事になっているそうです。
マイナンバー制度便利な面もあるのでしょうが、悪用された場合を考えるとかなり怖いです、アメリカの年間の被害総額5兆円って凄すぎですよね、色々甘い日本じゃどうなっちゃうのかと思います、名和さんやサイバーセキュリティーの皆さんが頑張っても、漏洩は絶対起きますよね・・・
太陽光発電の固定買取制度にしても、既に導入している国の失敗を見れば、同じような事が起きるとわかっているのになぜ導入するのでしょうか？
最後に
サイバーセキュリティー技術者と言われましても、どんなことをしているのか全く想像できませんし、さらに26万人にトップに立つ技術や知識ってどの程度かすらわかりません・・・密着取材によって今までベールに包まれてきたことが明かされるのでしょう。
今回の超一流のサイバーセキュリティ技術者の名和さんが、特集されるプロフェッショナルかなり面白そうな気がします、楽しみです。
サイバーセキュリティ技術者・名和利男さんのプロフェッショナル凄く面白かったです、50分じゃ足りなかった1時間30分のスペシャルとかでも良かった気がしますもっと見たかった。
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