日本人宇宙飛行士の井宣茂さんが宇宙に飛び立つ日程が決まりました、2017年11月ごろから約半年間国際宇宙ステーション(ISS)に滞在します、
同期生である油井亀美也さんや大西卓也さんの宇宙行きが決まる中、やっと宇宙へ行く日程が決まって金井さんさぞ嬉しいことでしょう。
金井さん宇宙飛行士になるまでの経歴が面白い方です、宇宙飛行士の金井宣茂(かないのりしげ)さんの経歴と、出身高校と大学そして結婚しているのかを調べてみました。
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[ad#top-23]プロフィール(経歴)
金井 宣茂(かない のりしげ)
生年月日 1976年12月(42歳)
出身地 東京生まれ千葉育ち
有人宇宙技術部門
宇宙飛行士運用技術ユニット 宇宙飛行士
2002年3月 防衛医科大学校医学科卒業
2002年4月 防衛医科大学校病院・自衛隊大湊病院・自衛隊呉病院・等
2009年6月 海上自衛隊 第一術科学校 衛生課に所属
2009年9月 海上自衛隊退官 JAXA入社
2009年9月 ISS搭乗宇宙飛行士候補者基礎訓練に参加
2011年7月 同基礎訓練を修了
2011年7月 ISS搭乗宇宙飛行士として認定
2015年8月 ISS第54次/第55次長期滞在クルーのフライトエンジニアに任命
薬剤師の両親の影響で医療への道を志したそうです、金井さんには二人の妹がいるそうですが、妹達もやはり医師や薬剤師の道を目指したのでしょうか？
子供のころの金井さんは本が大好きなおばあちゃん子で一緒に見る時代劇や相撲中継が好きな、落ち着いた子供でした。
金井さんおばあちゃんと折鶴をよく折っていたので、折り紙の鶴を折るのがとても上手で、この技能で宇宙飛行士の選抜試験でかなりポイントを稼いだそうです。
鶴を折る試験の事はマンガで読みましたが本当にあるんですね、マンガの「宇宙兄弟」「ふたつのスピカ」にも出てきました、「度胸星」にも出てきたような・・・
宇宙飛行士を目指すマンガでは「宇宙兄弟」が有名ですが、「ふたつのスピカ」と「度胸星」も面白いので、興味ある方は読んで欲しいです。
作家で医師の北杜夫さんが書いた「どくとるマンボウ航海記」を読んで船医に憧れて、ちょうどその頃に自衛隊が海外で国際貢献をする任務を始めていたので、自衛隊の医師になり世界を股にかけるのも面白いと選びました。
金井さんの専門は、ダイバーや潜水艦乗組員の体調を管理する潜水医学です。
ちなみに「どくとるマンボウ航海記」の「どくとるマンボウ」は北杜夫さんのニックネームです、金井さんにも宇宙飛行士仲間からニックネームを付けられています、「NEMO」(「ニーモ」「ネモ」「ニモ」)と呼ばれています。
作家のジュール・ヴェルヌの「海底二万里」に出てくる、ノーチラス号のネモ船長とディズニー＆ピクサーの名作CGアニメ映画「ファインディング・ニモ」の主人公のクマノミの「ニモ」にちなんでいて、金井さんが潜水医学の専門医なので名付けられたらしいです。
ノーチラス号とネモ船長といいますと、「海底二万里」より先に「ふしぎの海のナディア」を連想してしまいます・・・
金井さんガイナックス制作の長編アニメ映画「オネアミスの翼」が大好きなので、もしかしたらガイナックス繋がりで「ふしぎの海のナディア」も好きかもとか妄想しちゃいます・・・どうなのでしょうか？
宇宙飛行士を目指したきっかけは？
金井さんが宇宙飛行士を目指したきっかけは2つあるそうです。
一つは自衛官となり色々なところに配属されて仕事も面白く一生自衛官をやっていくつもりだったそうですが、アメリカ留学中留学先で、潜水医学を学びNASAの宇宙飛行士になった米海軍の女性医師の存在を知り、自衛隊の医師の自分がなってもいいんじゃないかと思ったそうです。
もう一つのきっかけは、医師が宇宙飛行士を目指した白崎修一さんの書いた本「中年ドクター宇宙飛行士受験奮戦記」を目にしてです、著者の白崎さんは宇宙飛行士試験の最終選考まで残りましたが、宇宙飛行士になれませんでした。
金井さん宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士選抜試験に参加し、最終試験まで残り補欠として選ばれ、9月に正式に採用されることになりました。
同期には油井亀美也さんと大西卓也さんがいます。
金井さん日本人同期3人の中の最後の三番目の宇宙行きで、宇宙飛行任命を待っている間はそのことに対して焦りなどなく、十分な準備期間が得られたと前向きにとらえているそうです。
自分だったら焦りまくったり他の人を妬んだりしちゃいますが、宇宙飛行士に選ばれる人は肉体的にも精神的にも優れている人なので、こういう感情を持つ事はありえないんでしょうね。
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出身中学と高校と大学は？
中学校と高校は、東邦大学付属東邦中学校・高等学校を卒業しています。
千葉県習志野市にある私立の中高一貫校で、2016年の偏差値は72～74とかなり頭の良い学校です。
東邦大学付属東邦高等学校卒業の著名人は、STAP細胞の小保方晴子さん、いとうせいこうさん、唐十郎さんなどがいます。
東邦高校では、長年の懸案であった完全6ヵ年一貫教育を実現するために、平成29年(2017年)度から高校入試・高校入学生徒の募集を停止します。
大学は、埼玉県所沢市にある防衛医科大学校卒業しています。
防衛医科大学の応募資格は日本国籍を有して18歳以上21歳未満で受験料は無料です、合格すれば在学中は学費は一切掛からず、毎月給与や年二回のボーナスまで支給されちゃうそうです。
9年間自衛体内で勤務すると学費を払う必要がなく、9年以内に自衛隊を退官する場合は、それまでの経費を国庫に返還しなければいけません。
防衛医科大学に入ると、6年間全寮制で大学の勉強共々かなり厳しい規律が課せられるそうです。
金井さん高校時代は弓道をしていて、大学時代は合気道で鍛錬していたそうです、どれくらいの腕前なのでしょうか気になります。
金井さん2002年に大学を卒業して2009年に退官しているので、自衛隊に7年ちょっとしか勤めていないので、9年に足りない2年分の経費を規約に沿って返還したのでしょう。
防衛医大時代や自衛官時代の経験があったから、厳しい宇宙飛行士選抜試験や訓練をやり遂げられたとのでしょうね。
結婚してる？
金井さん結婚しているのでしょうか？調べましたが結婚しているという情報はありませんでした。
金井さんの画像を見ましても、左手の薬指に指輪がありませんし、両親の事や妹さんの情報はあるのに、結婚相手の情報が出てこないということは結婚していない可能性が高そうです。
最後に
金井さんが宇宙に飛び立つ2017年11月までまだ2年以上ありますが、金井さんにとってこの2年は物凄く短く充実した期間になることでしょう。
金井さんの夢は、誰もが宇宙を気軽に訪ねて利用できる社会の実現に貢献することです、そういう社会が早く来ると嬉しいですよね、乗り越えなければいけないことだらけですが頑張って欲しいです。
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