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熊本の地震の歴史から今後を予知?震度7の過去事例も!

 

2016年4月14日午後9時26分に熊本でM(マグニチュード)6.5震度7という巨大な地震がありました、その後も余震が続き熊本だけでなく九州に棲む方々に不安を与えました。

誰もがこの震度7という巨大な地震を本震と考えていたのですが、2016年4月16日午前1時25分M7.3震度6強の地震があり、前日の震度7の地震は前震で、この地震が本震であることがわかりました。

この結果に驚いた方も多いでしょう私も驚きました、震度7の地震が前震だったのですから、

それに今回の地震は大きい余震が多くてさらに震源地が移動しているので、いろいろな不安を抱かせますこのまま収束に向かってくれるといいのですが。

 

ある歴史学者の方が新聞で、現在の地震の発生状況が17世記前半に似ていると言っていたのが気になりましたので、

過去の熊本で起こった地震や、現在の地震の発生状況と17世紀の地震状況の類似点や、震度7が制定されてから震度7の地震はどれだけあったのかなどを調べてみました。

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目次

過去の熊本地震

 

過去に起きた地震を調べることにより、これから起こる地震を予測できるかもしれません。

まずは熊本で起きた地震を調べてみました。

 

・1619年5月1日(元和5年3月17日)八代で地震 M6.0 麦島城が崩壊し城下町も一瞬で消滅

・1625年7月21日(寛永2年6月17日) 熊本で地震 M5.0~6.0熊本城の火薬庫が地震後の火災で爆発、天守付近の石壁の一部が崩れ城中の石垣にも被害

・1723年12月19日(享保8年11月22日)肥後・豊後・筑後で地震M6.5 肥後で家屋倒壊980棟

・1889年(明治22年)7月28日 熊本で地震、M6.3

・1907年(明治40年)3月10日 熊本 M5.4

・2000年(平成12年)6月8日 熊本 M4.8 最大震度5弱

 

1889年に起きた地震は、今回の震度7の地震と規模がほぼ同じで起きた時刻も夜とかなり似ています。

1889年の地震では亡くなった方が20人 負傷者74人 全半壊400余、余震がかなり多く年末までに800回も揺れて、堅牢さを誇る熊本城も武者返しに石垣が何箇所も崩れたそうです。

平成28年熊本地震も長い間余震に悩まされるかもしれません。

 

17世紀の地震との比較

 

現在の地震の発生状況が17世紀前半に類似しているということなので、似ているか比べてみました。

東北で1611年12月2日(慶長16年10月28日)に、慶長三陸地震が起き津波を伴う地震で多くの方々が亡くなっています。

その8年後の1619年5月1日(元和5年3月17日)に八代でM6.0の地震が、14年後の1625年7月21日(寛永2年6月17日)に熊本で大地震が起きてい、そして1633年3月1日(寛永10年1月21日)寛永小田原地震(M7ともM7.1とも言われ震度7)が起きています。

これを現在に置き換えますと、2011年3月11日に東日本大震災、その5年後2016年4月14日と4月16日に平成28年熊本地震が起きました。

17世紀の地震は三陸の地震から熊本の地震が起きるまで8年と14年で、2010年代の地震は東日本大震災から5年後に熊本地震がありました、年数に開きがありますが類似しているような気もします。

寛永小田原地震は八代の地震の14年後、熊本の地震の8年後に起きています、2016年に起きた平成28年熊本地震で考えてみますと、

小田原地震が起きるとしたら2030年か2024年ということになります、起きるかわかりませんが十七世紀との類似性を頭に入れて、いつ地震が来ても良いように準備をしておくしかありません。

これは地震が多い地域少ない地域関係なしに日本全国の人がやるべきです、でも起きるわけ無いとかあまり地震ないしと思いついつい備えを怠ってしまったりするんですよね。

そこら辺は起きる起きない関係なしに政府や行政が一般の人への災害への備えを呼びかけていくしかありません。

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小田原地震

 

小田原地震の事も調べてみました。

 

1633年3月1日(寛永10年1月21日) 寛永小田原地震 M7.1(7.0とも) 民家倒壊も多く150人が犠牲に津波の被害もあり

1648年6月13日(慶安元年4月22日) 慶安小田原地震 M7.0程度 小田原城破損

1782年8月23日(天明2年7月15日) 天明小田原地震 M7.0(7.3とも) 民家約一千戸が倒壊 箱根山・大残・富士山で山崩れ

1853年3月11日(嘉永6年2月2日) 嘉永小田原地震 M6.5 震度6から7 全壊1,032戸、半壊2,477戸

 

と小田原で起きた地震はどれも大きな地震になっています、

 

震度7は5回

 

気象庁が最大震度を7としたのは1949年です、それ以降で震度7を記録したのは今回の熊本の地震で5回目です。

 

1995年01月17日05時46分 阪神・淡路大震災 M7.3

2004年10月23日17時56分 新潟県中越地震 M6.8

2011年03月11日14時46分 東日本大震災 M9.0

2016年04月14日21時26分 熊本地震 M6.5

2016年04月16日午前1時25分 熊本地震 M7.3

 

熊本で2016年04月16日午前1時25分にあった本震は当初震度6強と発表されていましたが、震源地に近い益城町などに設置されていた震度計がデータを気象庁に送っておらず、

20日に震度計に残っていたデータを確認した結果益城町と西原村で震度7を記録していた事がわかりました、同じ場所での地震で震度7を2度も記録したのは初めてです。

最大震度が7と決められてから46年間震度7がなかったのに、ここ20年で震度7が5回も起きています、日本は地震の活動期に入ったのかもしれません。

 

最後に

 

2016年4月14日午後9時26分に起きた震度7M6.5の地震は、日奈久断層帯の高野・白旗区間で起き、

2016年4月16日午前1時分日起きたM7.5の地震は、布田川断層帯の布田川区間を含むおよそ27kmの断層が動いて起きたと考えられると発表されました。

2つの大きな地震違う活断層で起きていたとはこういう事もあるのですね、まだ余震の多いですし大きな地震が起こる可能性もあるとのことですから、まだまだ安心できません。

災害は忘れた頃にやってくるという格言は正にその通りだと思いました、災害って油断している時に来ますね。

地震の多い日本という国で生活する我々は、常に地震や災害が起こることを想定し準備をしてそれに備えるしかありません、一人一人がそういう自覚を持てば被害は少しでも減らせるかもしれません。

地震関係はまだまだわからないことだらけです、これから少しづつでも細かい地震発生のメカニズムや前兆が解明されたり、予知が出来るようになることを願います。

 

 

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