2015年9月28日放送の第278回プロフェッショナル 仕事の流儀は、肝臓外科のトップランナーの肝臓外科医の高山忠利(ただとし)さんが登場します。
高山さんはこれまで不可能とされてきた手術(尾状葉単独全切除)を、世界で初めて成功させたりして3500人もの命を救ってきた名医です、高山先生なんとWikipediaまであります。
プロフェッショナルでお医者さんが取り上げられるのは、2015年3月16日放送の第258回小児外科医の山髙篤行先生以来で約半年ぶりです。
肝臓外科医の高山忠利(たかやまただとし)先生の経歴と出身高校と大学、勤務している病院の場所・住所と診察日などを調べてみました。
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プロフィール(経歴)
高山 忠利(たかやま ただとし)
生年月日 1955年(64歳くらい)
出身地 東京都赤羽
消化器外科部長 消化器外科教授
1984年3月日本大学大学院医学研究科修了
1984年9月医学博士(日本大学)
1987年6月国立がんセンター中央病院外科チーフレジデント
1989年6月同病院外科医員
1994年肝尾状葉単独全切除手術(高山術式)世界で初めて成功させた
1995年4月同病院外科医長
1995年10月東京大学医学部第二外科学講座講師
1996年11月同講座助教授
1997年4月東京大学大学院医学系研究科肝胆膵移植外科学助教授
2001年4月日本大学医学部外科学講座外科3部門教授
2004年4月同講座消化器外科部門教授
2015年日本大学板橋病院医学部長
高山さんが医学の道を目指すことになったきっかけ特にはなく、子供のころから医者になろうと思っていました。
子供のころから医者を目指していたと聞いて、実家が開業医なのかなとか思ったのですがそういうこともなく、
お父さんが医者になりたくてなれなかったので、子供の時から医学部に行けと言われていたそうです、医者になることは嫌ではなかったのですが、子供のころから勉強させられたのが嫌だったと言っていました。
実家は米屋でした、そこの長男として高山さんは生まれ、番組で出てきた高山さんが小さいころの写真には弟さんらしき人も写っていました。
医学部を卒業してからは開業しようと思っていたのですが、当時は開業医には医学博士の学位が必要でそのために大学院を出て4年目に開業しようと計画を立てていて、お父さんは既にクリニックを作っていました、
ガンの基礎研究で学位を取ったので、築地にある国立がんセンターに半年間だけ勉強しに行き少しだけ見て帰ってから開業しようとしていたら、
たまたまそこのスタッフのポストが空き部長に残らないかと打診され、10年間肝臓外科で肝臓がんを治療するチームに所属してしまったそうです。
お父さんにクリニックはやらないといったら、お父さんには裏切り者にされてしまいました、そのクリニックは現在違う人がやっているみたいです。
その後は高山さんの上司が東大出身で東大教授にヘッドハンティングされた時に、高山さんも助教授でこないかと誘われて東大に移籍し、東大では肝移植をはじめたそうです。
東大では5年間勤めてから母校の日本大学の教授として帰ってきました。
高山さんの実家かなりお金持ちのようです、病院を作って息子が帰ってくるのを待っているのですから、誤算は高山さんが帰ってこなかったこと・・・
断った後のお父さんとの関係はどうだったのか気になります、親の意思を引き継いで医者になったことはかなり嬉しかったと思います。
たまたまスタッフのポストが空かなかったら、肝臓外科医で名医の高山さんはいなかったわけでして、運命のいたずらって怖いですね。
後継者の育成は?
高山さん後継者を育成しませんと爆弾発言をしています、理由は教えられた学問は身につかないからと、
高山さんががんセンターで教わった先生は教えてくれなかったそうです、見せてあげることが最高の教材という考えで教えない方でした。
高山さんも教えません、先生の技を見て盗む自分で見て覚えないと身につかないから、高山さんは何も教えていないのですが、もうすでに数人育っているそうです。
育成方法に正解はないんですよね、色々な方法があっていいと思います。
後継者を育てることは重要です、どんなにスーパーな先生でも一人でやれる手術の数にも限界がありますし、
高山さんも重要なことはわかっているはずですが、あえて育成していないと言っているのだと思います、過保護に育てられた医者では駄目なのでしょう。
高山先生クラスの肝臓外科医がどんどん育ってくれたら嬉しいですよね。
高山さんこんな事も言っていました、
「医学を志すのに向き不向きはない、学生が不器用だから外科ができないとかよく言われるけど、お箸持ってご飯が食べられれば十分器用、
外科医になるのに器用不器用や才能関係ない、必要なのは熱意、手術は熱意ですよ不器用器用とか体力とか全然関係ないと言っています。
パッション(熱意)は体の内から出てくるもので、トレーニングしても出てくるものではなく、そういう気持ちを持っていれば一人前のドクターになれる。」
凄いこと言っているようにも思えますがわかる部分もあります、結局不器用だ才能がない体力がないというのは言い訳で、熱意があればそれらを克服出来るということなんだと思います。
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肝臓がんの原因は?
毎年三万人以上肝臓がんで亡くなる方がいます、そのうち男性が7割位で男性が多いがんです。
肝臓がん患者の約90%はC型肝炎B型肝炎のキャリアで、約90%のうち75%がC型肝炎で15%がB肝炎です、C・B肝炎のキャリアは現在日本に400万人いるそうです、他の原因はアルコールが2~3%で、原因不明の人が7~8%です。
肝臓がんで毎年3万人以上も亡くなっているとは知りませんでしたし、それに肝臓がんの予備軍ともいえるC・B肝炎のキャリアの人が400万人もいるとは驚きです。
結婚しているのか?
高山さん結婚しているのでしょうか?年齢的には孫がいてもおかしくないです、調べましたが情報ありませんでした。
もし結婚しているなら番組中で家族のこと紹介されるのでしょうか?以前にプロフェッショナルで取り上げられた山高さんは独身のようでしたので、結婚していない可能性もあるかもしれません。
出身高校と大学!
高校は日本大学第二高等学校を出ています、大学は日本大学医学部です。
日本大学医学部を選んだ理由は、学生時代はバスケットボールばかりやっていて勉強していなかったので、推薦で入れる大学ということで日本大学医学部に入ったそうです。
名医にしては大学を選んだ理由が意外すぎます、他の名医の方々もこんな感じだったりするのでしょうか?
高山さん中学1年からバスケをやっているスポーツ少年でした、大学でも6年間バスケをやり、
東医体(東日本医科学生総合体育大会)医学部だけが集まってやる体育祭で、高山さんバスケで準優勝したことがあるそうです、決勝戦は代々木体育館でやり思い出に残っているそうです。
スポーツ少年の面影は今でもあります、2年前の記事に高山さんの趣味はランニングだと書いてありました、健康維持も兼ねて数年前から始めて、
毎日10km走っているそうです。60歳で毎日10km走って仕事や手術に影響でないのでしょうか?かなりヤバイ体力です。
病院の場所と住所と診察情報!
高山さんが消化器外科部長をしている病院日本大学医学部附属板橋病院です、場所と住所はこちらです。
日本大学医学部附属板橋病院
〒173-8610 東京都板橋区大谷口上町30-1 TEL.03-3972-8111㈹
診察は、肝胆膵・肝移植専門外来 高山忠利教授(水曜日 午前)
診察には紹介状が必要なので、下記のページをお読みください紹介所用紙がダウンロードできます。
千葉県千葉市若葉区にある「みつわ台総合病院」でも、診察を受けられます。
医療法人社団創進会 みつわ台総合病院
〒264-0021千葉県千葉市若葉区若松町531-486 電話 043-251-3030
毎第3週土曜午前(完全予約制)に診察しています。
高山先生の診察を受けたい方は各病院のHP見て電話で確認を絶対してください、電話をする方はお間違いのないようにお願いします。
プロフェッショナルで取り上げられたら、高山さんを頼ってくる患者さんまた増えそうです、今までもマスコミに取り上げられるたびに患者さんが増えて北海道や沖縄から訪れる人もいたそうです。
最後に
お医者さんだった山髙篤行さんの回のプロフェッショナルかなり見応えがあったので、高山さんの回も期待しちゃいます、放送が楽しみです。
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