夏の風物詩と言えば沢山ありますが、その一つに夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)があります。
野球人気の低下や高校球児の数が減っているなどの報道もありますが、夏の甲子園の盛り上がりは年々増しているようにも思えます。
今回は高校野球の強豪校、広島県にある私立広陵高校の中井哲之監督に注目して、中井哲之(なかいてつゆき)監督の出身高校や育てた選手、結婚した嫁さんや息子さんのことなどを詮索してみました。
[ad#top-23]
プロフィール(経歴)
中井 哲之(なかい てつゆき)
生年月日 1962年07月06日(58歳)
出身地 広島県廿日市市
出身高校は？
中井監督は広島県廿日市(はつかいち)市出身で、出身高校は私立広陵高等学校です。
甲子園経験者で、1980年高校3年の時に春と夏の甲子園に出場しています。
春の大会では1番ショート、夏の大会では1番サードとして出場しています。ノーサインでの盗塁を許される俊足の選手でした。
春の大会では準決勝で高知商業に破れベスト4、夏の大会では準々決勝で天理に破れベスト8でした。
母校広陵高校で監督に就任
大阪商業大学に進学、大学卒業後の1985年に母校広陵高校の社会科教諭となり野球部副部長兼コーチに就任。
母校に戻ってきて5年後の1990年4月監督に27歳の若さで就任、厳しい上下関係で有名だった野球部の改革を成功させ、1991年春の選抜甲子園で広陵高校を65年ぶりに優勝させています。
27歳の若さで監督に就任しただけでも凄いのですが、野球部の改革にまで着手して監督就任1年目にして、春の選抜で優勝という結果を出してしまうのは物凄いことだと思います。
コーチ時代からの積み重ねがあたっとしても、監督になって直ぐに結果を出すのって簡単なことではないです、よほど強い指導力と明確なビジョンがあったのでしょう。
2003年の春の選抜甲子園で2度目の優勝をしています。
2007年夏の甲子園では、中井監督が熱中症で倒れることもありましたが、監督が倒れたことによりチームがまとまり決勝戦まで進みました。
決勝では佐賀北高校と対戦をして、8回裏に逆転満塁ホームランを打たれて負けて準優勝。
この試合で相次いだ審判の微妙な判定に対して、中井監督は不満を口にして高野連から厳重注意処分を受けました。
2017年夏の甲子園、秀岳館・聖光学園・仙台育英・天理と強豪高校を次々と破って決勝戦進出！！悲願の夏の甲子園優勝に王手でしたが、残念ながら決勝戦で破れてしまい準優勝でした。
[ad#mid-23]中井監督の育てた選手たちが凄い！！
中井監督が広陵高校で育てた選手がプロ野球で活躍しています、引退した選手も含めてそのメンバーが凄いんです。
二岡智宏（元日本ハム）
福原忍（元阪神)新井良太（阪神）
西村健太朗（巨人）
白濱裕太（広島）
上本博紀（阪神）
俊介（阪神）
吉川光夫（巨人）
野村祐輔（広島）
土生翔平（広島）
小林誠司（巨人）
中田廉（広島）
上本崇司（広島東）
有原航平（日本ハム）
上原健太（日本ハム）
吉持亮汰（楽天）
佐野恵太（DeNA)
コーチ時代には、現在阪神タイガース監督の金本知憲さんも指導しています。
中井監督の教え子そうそうたるメンバーです、これだけの人数がプロになり、活躍してる本当に凄いことですよね。
現役選手で1チーム作れちゃうくらいの選手がプロで活躍しているって、本当に凄いことじゃないでしょうか。
現役選手でチームを作れるくらいプロ野球選手を排出しているチームは、大阪の桐蔭高校と神奈川の横浜高校と広島の広陵高校くらいです。
桐蔭は打者が凄く、横浜は投打のバランスがよく、広陵高校は投手が充実している印象があります。
結婚した嫁と息子は？
中井監督が結婚した相手は、由美さんといいます。
スポーツ新聞の記事によりますと、由美さんは寮母としてではなく名将の妻として影から野球部を支えていて、選手たちからの信頼も厚いそうです。
広陵野球部OBで、現在プロ野球の北海道日本ハムファイターズで活躍する、有原航平投手も由美さんに絶大な信頼を置いていています。
有原さんが自分で判断できないことを相談すると、明確な答えを出してくれるそうで、プロ入りまでの険しかった人生の師の1人とまで仰いでいます。
広陵高校に取って監督の奥さん由美さんの存在も大きいんですね、中井監督も素晴らしい方と結婚したものです。
中井さんと由美さんの間には子供が、一男一女います。
息子さんの名前は中井惇一さんで、2010年に広陵高校に入学、2年の夏には主将に選ばれていますが、2011年2012年と夏は2年連続3回戦負けで、春夏ともに甲子園への出場経験がありません。
淳一さんは父の中井監督に相談せずに、独断で広陵高校へ進学したそうで、入学後気持ちの中では親子の縁を切り、淳一さんへの指導は厳しかったそうで。他の先生からは「息子さんに厳しすぎませんか」と注意を受けたこともあるそうです。
身内への指導は難しいと聞きます、さじ加減が難しいのでしょう、甘くなくても甘いと思われることもあるでしょうし、そうなると厳しく当たってしまうことになるのでしょうね。もし淳一さんと共に甲子園に出場していたら、親子鷹と騒がれたことでしょう。
淳一さん、2017年(平成29年)母校に広陵高校の保健体育の教師として戻ってきました、野球部の副部長も兼任しており、中井監督と似た道を歩んでいます。
監督と選手の親子鷹では甲子園に出場できませんでしたが、今度は監督と副部長という関係の親子鷹で甲子園に出場しました。
中井監督も淳一さん共に嬉しかったことでしょう、現在はどんな感じに息子に接しているのかも気になるところです。
広陵高校が2017年の夏の甲子園で優勝したら、親子鷹で制覇とメディアが大々的に報道しそうです。
将来的には淳一さんが広陵高校の監督に就任する可能性もあるかもしれませんね。
まとめ
出身高校は広陵高校で高3の時に春夏甲子園に出場している
大学は大阪商業大学
大学卒業後1985年母校広陵高校で社会科教諭となり野球部副部長兼コーチに就任
1990年に27歳で監督就任、1991年春の甲子園で準優勝
2003年にも春の甲子園で準優勝
2007年夏の甲子園で準優勝、決勝戦での審判の判定を批判し厳重注意を受ける
結婚したのは由美さん、子供は一男一女いる。
長男は2010～2012年に広陵高校野球部に所属甲子園出場経験なし
2017年保健体育の教師として広陵高校に赴任、硬式野球部副部長に就任
関連記事です。
有原航平(日本ハム)の出身中学・高校と年俸推移は？態度が悪いって本当？
大谷翔平の家族構成と家族の身長が気になる！年俸推移と小遣いを調べた！
オコエ瑠偉の家族と出身小学校と中学は？視力やグラブが凄いらしい！
筒香嘉智(つつごうよしとも)の経歴や高校と兄姉が気になる！成績と年俸推移も調べた！
コメント