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石川祐希のスパイクの凄い所を検証!打つ時気をつけていることを調べた!

 

2015年はバレーボール日本代表の石川祐希さんに取って忘れられない年になったことでしょう。

2015年9月に日本で行われたワールドカップバレーボールでは、龍神ジャパン(男子バレーボール日本代表の愛称)のエースとして大活躍し、その甘いマスクとともに一躍有名になり大ブレイクしました。

2015年12月には在籍している中央大学でバレーボール大学選手権2年連続優勝に貢献。

その人気は凄まじく2015年12月の全日本選手権には女性ファンが殺到、全日本で石川さんと人気を二分する柳田さん所属のVリーグ1部サントリー戦では徹夜組を含め、千人以上が列を作り三階席まで立ち見が出たほどです。

 

 

石川さん身長191cmとウイングスパイカー(WS)としては決して高いとはいえませんが、世界の高いブロックを相手に次々と得点を奪うスパイクを打ちます!!

NHKの番組で石川さんのスパイクの凄さを分析していましたのでスパイクがどう凄いのかの検証と、石川さんがスパイクを打つときに気をつけている事と弱点を書いてみました。

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目次

石川祐希のスパイクの凄い所を検証!

 

石川さんの存在が世界に知られたのは、205年9月のワールドカップバレーボールで、世界の強豪相手にスパイクの決定率は55.82%とワールドカップ4位の数値を叩き出しました。

石川さん身長191cmと海外の選手と比べる小柄ですが、跳躍力が凄く最高到達点345cmと世界トップレベルです、345cmと言われてもピンと来ない方も多いと思います、バスケットボールリングの40cm上と言われるとその凄さがわかると思います、

 

世界の強豪相手にも通用するスパイクの秘密に迫っていきたいと思います。

石川さんのスパイクの特徴はコース選択の的確さです、相手ブロックのわずかな隙間を見つけて、打ち抜いたりすることが出来るので世界の強豪相手にも通用するスパイクが打てるのです。

2015年12月のNHKのスポーツニュースで石川選手のスパイクを分析していました、分析をしていたのは日本代表の動作分析班で正式名称はナショナルチームサポート部動作分析サポート班。

分析班が石川さんのスパイクを分析して、石川さんがスパイクを打つときになぜ的確にコースを選択できるのかがわかりました。

その理由はスパイクを打つ体勢を誰よりも早く取れることでした、ジャンプしてテークバックを終えるまでが0.175秒、世界のトップ選手の平均は0.236秒で石川さんと比較してみると0.06秒差あります。

石川さんは0.06秒という僅かな時間を使い、相手ブロックを見極めて最良のスパイクを打てるのです。

2016年5月に放送されたアスリートの魂の石川祐希さんの特集回では、石川さんのテークバック完成までの時間0.175秒は変わらなかったのですが、世界のトップ選手の平均が0.200秒となっていて、差が0.025秒差になっていました、

どちらが正しいのか気になりました、0.06秒と0.025秒ではかなり違います、数字上では物凄い小さいように見えますがこれが現実だとかなりの差になるのでしょう、後から放送されたアスリートの魂の0.200秒の情報の方が正しいのかなと思います。

 

石川さんのスパイクが凄いのはテイクバックの完成が、世界トップレベルより0.025秒(0.06秒)速いだけではありません。

真正面に打つフォームで振りかぶり打つ直前に腕を捻りブロック外側に打ち替えたり、外側に打つ姿勢から真正面に打ち替えることができるのです、これらの動きは肩や肘の柔軟性と強靭な体幹が求められる高等テクニックです。

テレビで見ている身としては、コート上でそんな事が起きているなんて知りませんでした、スパイクに入る動作からスパイクまで早すぎてスーパースローのリプレイでも流れないかぎり気づけません。

番組では言われていませんでした、石川さん瞬間の判断力も凄いのだと思います、いくらテイクバックの完成が早くて打つ場所を替える高等テクニックを持っていても、最善・最良の場所を瞬時に選ぶことが出来る能力も持っていなければ宝の持ち腐れです。

スパイクを打つ判断は一瞬でやっていて、石川さん本人も「見えていますね」と言っていました、的確な場所に打つ判断力もこれまでのバレー人生の中で磨かれてきたのかそれとも生まれ持った物なのか気になります。

 

今でも石川さんのスパイクは凄いのですが、まだまだ伸びしろがあります、スイングスピードが平均的なので肩の柔軟性を保ったままスイングスピードを上げることができれば、更に凄いスパイクを打てることになります。

疲れて筋力が落ちてくるとテイクバックまでのスピードが遅くなりブロックに捕まりやすくなるという欠点があり、これは体力強化でなんとかなるそうです。

さらに判断力にも磨きをかけて、ブロックアウトやプッシュなど小技を習得できれば物凄い選手になります、そのための努力を惜しまない石川さんならまだまだレベルアップできます!!

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弱点は?

 

圧倒的な攻撃力を持つ石川選手にも弱点があります、それはサーブレシーブ(レセプション)です。

2015年9月のW杯では、石川さんがサーブレシーブ(レセプション)を拾う率は34.8㌫でした、この数値は各国のトップ選手は50㌫を超えているのでかなり低いことになります。

サーブで狙われるのは、それだけ石川選手が相手チームの脅威であるということの裏返しでもあります。

石川さんレシーブ決して下手ではなく上手な方なのに、拾えないということは世界のトップレベルのサーブの威力の凄さをものがたっていると思います。

ワールドカップ後はレシーブの練習もしています、ジャンパーズニー(膝蓋腱炎)でジャンプが出来ない時も居残りしてレシーブ練習に取り組んでいました、

運動能力が高い石川さんの事ですから、練習すればするほど上手くなり世界相手でもサーブレシーブ(レセプション)を拾える確率は上がることでしょう、拾えるようになってくれないと日本が困ります。

2016年5月28日に日本で開幕する世界最終予選で、石川さんのサーブレシーブ(レセプション)がどのくらい上手くなったか注目したいと思います。

 

スパイクを打つときに気をつけていること。

 

石川さんがスパイクを打つときに気をつけているのは。

 

1.テイクバックでは腕を一番後ろまで引くようにしている

ジャンプする前のテイクバックでは、両腕を一番後ろまで引くように意識していて、そうすると勢いをしっかり使えるので、高くジャンプすることが出来るそうです。

 

2.左足を横へ向けた状態で踏切りを行っている

レフトからスパイクを打つときは、踏み切る際に左足のつま先をしっかり横に向けるようにしている、そうするとここでブレーキがかかって、助走した勢いを上に持ってきやすく高く跳ぶことができる。

ライトから打つ時も同じように左足を横に向けると前方向が見づらく、ブロックなども見えなくなるので、この時はネットに対してわりと足が真っ直ぐ(垂直)になるようにしている。

 

3.左手をしっかり高くすることを意識している

右腕を後ろまで十分に引くのと同時に、左手をしっかり高く上げる事も意識してやっている、左手がきちんと上がっていれば、自分の状態が前に倒れないので、視野が広くなりブロックも見えるそうです。

 

石川さんフォームは綺麗に見えたほうがいいので美しさを求めていて、高校時代は柳田さんのフォームを参考にしていたそうですが、今はどういう風に打っているのかという視点で見ることが多くなったそうです。

 

石川さん基本的に教わってきたことをずっとやってきただけだで、良い指導者に巡り会ってきたのでこうなったと言っています。

みなさんも石川さんのスパイクフォームを気にしながら試合を見てみてはいかがでしょうか?でもスパイクを打つまでの動作早すぎて、スーパースローのリプレイか録画してスロー再生しないとわからないんですよね・・・

 

最後に

 

2016リオデジャネイロオリンピックの男子バレーボール世界最終予選が、2016年5月28日から東京体育館で始まります、アジア大陸予選も兼ねているので、アジア上位1位チームとそれを除いた7チーム中、上位3チームの計4チームがリオオリンピックへの出場権を手に入れることになります。

日本(世界ランキング14位)はアジア1位での五輪出場を狙っていますが、世界ランク8位のイラン・世界ランク13位のオーストラリアなどがおりかなり厳しい戦いになると予想されています。

日本がオリンピック出場権を獲得するにはやはり石川さん活躍がなければ厳しいでしょう、なんとかリオデジャネイロオリンピックの出場権を勝ち取って欲しいです、応援しています。

 

 

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