2015年8月31日放送の第275回プロフェッショナル 仕事の流儀に、ひきこもりや不登校などに悩む子ども・若者支援のエキスパートの谷口仁史さんが登場します。
谷口さんが代表を務めるNPO法人スチューデント・サポート・フェイス(SSF)への相談件数は12年間で16万超という実績を誇っており、
相談窓口に来られずSOSを発することの出来ない若者達に対して、アウトリーチ(訪問支援)と呼ばれる手法で支援しています。
SSFの実績は凄くSSFが関わった9割以上の家庭で改善の報告があり、佐賀県の若年人口に占める無業者の低減にも貢献し、佐賀県の改善率は全国2位を示したそうです。
相談件数や実績を見ると谷口さん率いるSSFの凄さが実感でき、こんな凄いNPOを設立した谷口さんがどんな方か興味が湧きます、
NPO法人スチューデント・サポート・フェイス(SSF)代表理事の谷口仁史(たにぐちひとし)さんの経歴や出身大学と、SSFの住所や団体概要を調べてみました。
[ad#top-23]
プロフィール(経歴)
谷口 仁史(たにぐち ひとし)
生年月日 1976年(43歳)
出身地 佐賀県武雄市佐賀県子ども・若者総合相談センター長
さが若者サポートステーション総括コーディネーター
社会保障審議会臨時委員(厚生労働省)
雇用戦略対話ワーキンググループ(内閣府)
「子ども・若者育成支援推進点検・評価会議」構成員(内閣府)
佐賀県職業能力開発審議会委員(佐賀県雇用労働課)
高校中退者等アウトリーチ・ワーキンググループ委員
(厚生労働省・日本生産性本部)
谷口さんが、子供若者支援の道に入るきっかけの一つが、大学時代に家庭教師のアルバイトをしていた時に出会った一人の子供だったそうです。
その子は校内暴力が激しく学校では手が付けられない子供で、恵まれた家庭で両親もとても立派な地位なのに荒れていて、
そんな家庭でなぜと疑問を抱えながら、何度か家に通ううちにその子が両親から虐待を受けていることを知り、家庭教師の枠を越えて問題解決に奔走しその子は自立できました。
その後も家庭教師の仕事を続けていくと、同じような問題を抱える子供達に出会い奔走するたびに、「家庭にの中に入っていかないと解決できない問題がある」と実感したそうです。
谷口さんが子ども・若者支援の道に入ったきっかけは、ご自身が昔不登校だったとか荒れていたとかそういう理由かと思っていたのですが、家庭教師の時に体験した事がきっかけだったとは思いませんでした。
それにしても谷口さんは凄い志がある方なんですね、普通なら校内暴力が激しく暴力的な子や問題ある子の家庭教師なんて受け持ちたくないじゃないですか、それを受けてさらには問題解決までしてしまうのですから凄いです。
立派な地位の両親に虐待されていた子のケースは、問題解決のハードルかなり高く谷口さんもかなり苦労したのではと想像してしまいます。
大学時代家庭教師以外にも、不登校や引きこもり問題に対しても、行政などと違う形で取り組み始めていて、の時に本当に支援が必要な人達は施設には来ない、それなら別の方法でのアプローチが必要だと考えていたそうです。
谷口さん家庭教師のバイトの経験から訪問支援の必要性を痛感し、教員採用試験の受験を見送り、大学卒業後数ヶ月で大学教授ら有志とスチューデント・サポート・フェイスを立ち上げ現在に至ります。
谷口さんは今までの実績を評価され、政府系委員など多数の公職を兼務しています。
大学を出て教員採用試験を受けずに、NPOを設立してしまうなんて行動力ありすぎです、それだけ子供や若者への支援の必要性を感じていたのでしょう。家族や友人からの反対もあったと思うのですがどうなんでしょうか?
番組見ましたが谷口さん結婚しているかわかりませんでした。
番組で紹介された谷口さんの過去
谷口さんの父親は地元の名士で、3つ違いの双子の兄はそろって東京大学に合格、勉強しろと言われ続け友達付き合いも部活も禁止された東大だけが人生だったそうです。
16歳の夏に親に反発し家出をして東京に向かいました、東京では面接では嘘をついてファミリーレストランでバイトを始めます、ファミレスで色々な人達に出会い、そしてがむしゃらに働いたそうです。
半年経って店長に「佐賀に戻って1回高校までは学びなおしてこい」「戻ってきたら社員として雇う」と言われ、佐賀に戻り高校を1年留年し3浪して佐賀大学に入学、そして大学卒業し26歳のときにSSFを立ち上げました。
バイト先のファミレスの店長も話のわかる人です、この人が帰れと言わなかったら谷口さんどうなっていたかわからないです、現在でも親交とかあるのでしょうか。
谷口さんにも親に反発した過去があったのですね、そんな過去があるからこそ、問題を抱えてしまっている人達の気持ちがわかるので、何とかしてあげたいと思い熱心に活動できるのでしょうね。
[ad#mid-23]
出身大学は?
佐賀大学文化教育学部を卒業しています、大学時代は家庭教師のアルバイトをしていてそれがSSFを作るきっかけになっています。
出身高校調べましたがわかりませんでした。
ちょっと話はそれますが、佐賀大学文化教育学部附属幼稚園・小学校・中学校とあるのですが高校がないのです、なんでないのかちょっと気になりました。
SSFの住所と団体概要!
団体名称
特定非営利活動法人NPOスチューデント・サポート・フェイス武雄市事務所
〒843-0022
佐賀県武雄市武雄町大字武雄7255
〒843-0023
佐賀県武雄市武雄町大字昭和3番6号昭和ビル1階
佐賀市事務所
〒840-0826
佐賀県佐賀市白山2丁目2?7
※ご相談、視察などは佐賀市の事務所にてお受けいたします。TEL 0954-22-3423(受付10:00-19:00)
FAX 0954-22-3301
E-mail ssf@student-support.jp
SSFのHPです。S.S.Fは、次の3つをサポートの基本方針として活動しています。
・家庭を訪問し、教育・自立支援を直接行う「アウトリーチ」
・コミュニケーションやソーシャルスキルのトレーニングの場としての新しいタイプの「フリースペース」
・働くための自信や意欲、動機を付与する事を目的としたジョブトレや、働くことにつながるための学習支援等の「個別プログラム」設立
平成15年7月5日(設立)
同年10月23日(法人化)組織体制
有給職員 常勤 62名 非常勤 11名(平成27年3月1日現在)
NPO法上の社員数 217名(平成25年6月末日現在)事業内容
1 アウトリーチ(訪問支援)事業
2 コネクションズ事業
3 教育支援事業
4 キャリア形成支援事業
5 メンタルヘルス事業
6 支援ネットワーク事業
7 シンクタンク事業
SSFへの相談件数はプロフェッショナルHPの番組予告によりますと、12年間で16万超とあり、他のサイトでは何年間かわかりませんが1万1,000件のアウトリーチ活動とあります、かなりの実績です。
相談件数12年で16万件は、1年間に1万3,333件月に約1,111件1日に約37件も相談を受けていることになります、1日に40件ってかなり多い印象があります、それだけ困ってる方々がいて頼られているということなのでしょうが。
谷口さんやSSFがやっているアウトリーチは「佐賀方式」と知られ、関わった案件の立ち直り成功率9割と驚異の数字を出しています。
ここまで凄い成功率を出していると、谷口さんやSSFがやっているアウトリーチという手法に興味が湧きます、どのようにやっているのかは番組を見てチェックしましょう。
SSFのメンバーは臨床心理士・社会福祉士などの専門家約60人ボランティア200人以上がチームで対応して、年間のべ3万件を超える相談に対応しているそうで、その中でも特に困難なケースを谷口さんが担当するそうです。
最後に
谷口さんとSSFが近くにあったら、問題を抱える人やその家族にはこれほど心強いことはないでしょう。
谷口さんやSSFみたいな団体が全国津々浦々にあったら最高ですよね、知られていないが実績ある活動をしている団体もあるのでしょうが、まだまだ数が足らないのではと思います。
谷口さんの政府系委員などの精力的な活動により、全国の問題を抱えている人やその家族が一人でも多く救われることが出来るといいなと思います。
番組見ましたが、谷口さん精力的に活動しすぎですプライベートな時間なんて無いように見えました、身体大丈夫なのでしょか心配です。あそこまで熱心に取り組んでもらえたら、問題を抱えている本人や家族も嬉しいでしょう。
2015年7月27日放送の第272回プロフェッショナル仕事の流儀の記事です。
蓮岡元一(獣医)の年齢や大学は?病院の場所は?獣医師は狭き門!
2015年7月20日放送の第271回プロフェッショナル仕事の流儀の記事です。
江沢伸一(はとバス)の経歴に結婚や年収は?(株)はとバスを調べた!
大学受験で毎年奇跡を起こしている学習塾フジゼミと藤岡克義さんの記事です。
藤岡克義(フジゼミ)の経歴と年齢!結婚して子供は?塾の場所は?
2015年7月13日放送の第270回プロフェッショナル仕事の流儀の記事です。
杉本晃章(八百屋)の経歴や家族に店の場所は?野菜の目利きやこだわりが凄い!
2015年7月4日放送の第269回プロフェッショナル仕事の流儀の記事です。
谷口英司(シェフ)の経歴や結婚は?富山のお店の場所と値段を調べた!
コメント
コメント一覧 (2件)
初めまして、8月31日、NHKの放送を見ました、36才の長男といつももめていて、偶然てすがみるこどができました
今、息子は自立支援のお弁当の集配に行ってます、薬物の後遺症で今も治療中ですが
もう、10年は薬物とはきれています
色々ありますが自立してもらうことが親の望みです、こんな、相談もしていいのでしょうか、親だけでは限界で息子が安心できる触れ合いをしていただけるとうれしいです、こんな、窓口があれば聞いて下さいませんか
親のわがままかもしれませが、お願い致します
情報を頂きたいのです
よろしくお願い致します
こんばんは、中宗さん。
どこにお住まいかわからないのですが、お困りなら谷口さんが代表を務めるNPOスチューデント・サポート・フェイスに電話で連絡してはいかがでしょうか?
HPにプロフェッショナル放映後の対応等についてのお知らせというのが、載っています。
それによりますと、プロフェッショナルに取り上げられたことで電話繋がりにくくなるみたいですし、県外からの相談の場合は該当地域の相談窓口や関連する支援制度等をご紹介させて頂くなど間接的な支援となるそうです。
一度連絡してみて下さい。
TEL 0954-22-3423(受付10:00-19:00)
ssf@student-support.jp
http://student-support.jp/index.html