2015年の芥川賞は芸人の又吉直樹さんと羽田圭介さんのダブル受賞だったのですが、芸人初の芥川賞作家の誕生ということで、
又吉さんばかりがメディアなどで取り上げられてしまい、もう一人の芥川賞受賞者の羽田さんが目立てないと思っていたら、
又吉さん効果で羽田さんや直木賞を受賞した東山さんにも脚光があたりメディアにかなり取り上げられることになりました。
実は羽田さんかなり個性的な方で作家の実力もかなりの方だったのです、
2015年芥川賞受賞者・羽田圭介(はだけいすけ)さんの経歴や出身高校・大学や就職先と、芥川賞受賞作の印税や2015年のテレビ出演料と朝日新聞の天声人語との関係などを調べてみました。
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プロフィール(経歴)
羽田 圭介(はだ けいすけ)
生年月日 1985年10月19日(33歳)
東京都生まれ
埼玉県北葛飾郡松伏町出身
身長 180.5cm2003年「黒冷水」 文藝賞受賞
2006年「不思議の国のペニス」 改題「不思議の国の男子」
2008年「走ル」 芥川賞候補
2010年「ミート・ザ・ビート」 芥川賞候補
2012年「ワタクシハ」 野間文芸新人賞候補
2013年「盗まれた顔」 大藪春彦賞候補
2014年「メタモルフォシス」 芥川賞候補 野間文芸新人賞候補
2015年「スクラップ・アンド・ビルド」 芥川賞受賞
これまでに芥川賞3度候補に選ばれて3回落ちていましたが、「スクラップ・アンド・ビルド」で4度目の候補で芥川賞を受賞しました。
羽田さん意外な事に体育会系みたいなのです、高校時代は毎日放課後に自転車で40km走るトレーニングをしていたそうで、この時の将来の夢は自転車の実業団の選手でした。
自転車で北海道まで走破したこともあり、会社員時代も社宅から会社まで自転車で通うほどの、自転車大好き子だったみたいです。
昨今の自転車ブーム羽田さん嬉しいでしょうね、今でも自転車乗り続けているのでしょうか?
芥川賞を獲った「スクラップ・アンド・ビルド」かなり売れているようです、他の芥川賞候補作品と一緒に興味あるかたは読んでみてはいかがでしょうか?
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出身高校・大学は?
羽田さんの出身中学は明治大学付属明治中学校で、高校は明治大学付属明治高等学校です。
大学は明治大学商学部を卒業しています。
中学・高校と実家の埼玉から通っていたので、通学時間がかなり長かったのでその間に色々な小説を読んでいたそうです。
就職は?
大学卒業後は1年半会社員生活をしてから、マンションを買って2009年夏から専業作家をやっているそうです。
ネットで調べてみると羽田さんが卒業後に就職した会社は、三井物産ではないかと言われています、就職先が三井物産だったらかなり優秀だったのでしょうね、ちなみに就職した理由は「親もそのほうが安心するかと思って」だそうです。
3社くらい内定を貰いその中から何となく選んで就職したそうです。
1年半で会社を辞めてしまったのは、予定通りなのかそれとも人間関係とかに苦しんだ為とかなのか気になりますが、
どんな理由があるにせよ、会社を辞めてマンションを買って専業作家になってしまうのですから、凄い行動力です。
会社を1年半で辞めた理由は、予定通りとか人間関係に苦しんだとかではなく、会社員生活に充足して小説を書かなくなってしまったので背水の陣を敷くために会社を辞めることを決めたそうです。
いくらのマンションを買ったかわかりませんが、大学出て1年半で買うなんて凄いですよね、会社員時代の給料1年半じゃ足りないでしょうから、
両親からの援助を受けたのか、今まで出した本の印税や受賞した時の賞金を使ったのでしょうか?両方?購入して6年今もローンが残っているのか気になります。
2014年くらいから作家としての仕事が軌道に乗り始めたそうですが、3年前くらいに作家として苦しい時期があり、友人に公務員試験を受けて公務員になろうかと相談したこともあったそうです。
作家として軌道に乗り始めての芥川賞受賞ですから、非常に良いタイミングでの受賞ですね。
人生でも野球でもサッカーでも、いかに苦しい時期を耐え忍ぶかが大事ってことなのでしょう、でもなかなか耐え忍べないものなのですよね。
印税やテレビの出演料は?
あるバラエティ番組で、芥川賞受賞で変わった羽田さんの生活を取り上げていました。
テレビ番組の出演本数が激増!!
なんと1月~6月0本だったのが、7月~12月76本にまで増えたそうです。
本の宣伝の為に5本くらい出ればいいと思っていた番組出演と本の売り上げが関係なくなってきたので、テレビ出演のギャラで稼ぐしかないと冗談めかしで言っていました。
羽田さんの原稿料やテレビ出演のギャラについても触れていて、苦労して原稿用紙200枚くらい書いた場合羽田さんの原稿料だと80万円くらいで、テレビだと3~4本出ると80万円稼げてしまうそうです。
本業の作家は効率が悪いとちょっと思っているとも言っていました。
2015年のテレビのギャラを計算してみました、3~4本と言っているので切りがいいので4本で計算、各番組出演料に差があるでしょうが3~4本で80万円を基準にします。
80万円÷4本=1本あたり20万円 2015年は76本出演で、76×20万円=1,520万円
かなり大雑把な計算ですが、2015年のテレビの出演料は1,520万円前後だと思われます。
テレビ出演だけでこんな額が貰えるなんて未だにテレビ凄いです、羽田さんご自身がおっしゃるとおり原稿書くの効率悪いですが、テレビ出演は一時的なことかもしれないので本業も頑張らないと困ることになります。
番組では、芥川賞受賞作品スクラップ・アンド・ビルドの印税の話もしていました、17万部で2,200万円だそうです。(2015年11月時点)
芥川賞の賞金100万円の使い道は、100万円分をドルに替えたと言っていました、何かしら使わないといけないと思ったが買いたいものがなかったから。
テレビの出演料とスクラップ・アンド・ビルドの印税+芥川賞の賞金、1,520万+2,200万+100万=,820万円になります、
スクラップ・アンド・ビルド以外の本の印税や原稿料に他の媒体の出演料や取材料などもあるでしょうから、2015年の収入は4,000万円以上あると予想できます。
芥川賞を取ったら年収が4,000万円を超えちゃいました!!芸人で作家の又吉さんとの芥川賞ダブル受賞で注目された事がかなり大きいでしょうが、それにしても凄い額です。
羽田さんでこの年収ですから、芥川賞受賞作が200万部を超えた又吉さんの年収はいくらになってしまうのでしょうか・・・
いきなり年収が物凄い額になってしまいましたが、羽田さん自身頭が良く節制や節約が好きな方なので、お金の使い方が荒くなることはないかと思いますが、
お金を持っているのが知られると自称親戚や友人などからのタカリや色々な物のセールスなどが凄いと聞いた事があります、羽田さんそういうのにキレたりしないのか心配です。
[ad#mid-23]結婚は?
羽田さん現在29歳ですが結婚はまだしていません、結婚には興味があるそうで38歳までに結婚したいと出演した番組で言っていました。
芥川賞受賞後は女性からの連絡が凄くて、携帯のボタンが壊れるくらい連絡が来たそうです。
結婚相手は背が高い人がいいと言っていましたが、番組を見るかぎり結婚相手の身長に特にこだわりなさそうでした。
天声人語で作家になった?
天声人語といえば朝日新聞の一面の下にある有名コラムで、大学入試や高校入試に出題されることが多いことで有名です。
羽田さん天声人語のおかげで、作家になったようなので調べてみました。
小学校5年生(1996年)の5月から中学受験のために塾に通い始めたそうです、これが羽田さんのターニングポイントになります。
その塾で朝日新聞の天声人語を要約すると、文章能力の基礎力アップにつながると、お母さんが教えられ、その年の夏休みから小学校の宿題や塾の課題とは別に毎日天声人語の要約をさせられることになったそうです。
羽田少年最初のうちは要約が出来ずに写経のように文章をそのまま書き写していたそうで、要約が出来ていないとお母さんに怒られまくったそうです。
天声人語は書き写すだけでも文章能力がアップするらしいので、怒るほどでもないと思うのですが・・・
私も十数年前に天声人語を書き写すのをやっていたことがあります、ただ書き写すのもツマラないので脳の活性化も兼ねて左手で書いていました、
半年くらい続けたのですがいつの間にか書くの止めていました・・・文章能力アップしたかわかりません・・・
天声人語の要約を続けてお母さんの添削を受けているうちに、1/3ほどにまとめられるようになっていき、毎日の要約作業も苦痛にならなくなっていったそうです。
8月の終わりには天声人語を大学ノートの4~5行に難無く要約できるようになっていました。
もうお母さんに怒られることもなくなっていて、天声人語の要約が上手になったことで、小5の羽田少年に自分に文才があると勘違いさせてしまったそうです。
天声人語の要約かなり難しいです・・・羽田さんの寄稿で天声人語の要約が文章能力の基礎力アップにつながると知ったので、私も天声人語の要約を始めたのですが、これがかなり難しい・・・はじめて10日くらいですが上手に出来ません。
羽田さんは小学校5年生(11歳)の時に2ヶ月で要約を極めてしまっているのですからかなり凄いです、天声人語の要約が羽田さんの文才を呼び覚ましました。
天声人語の要約で自信をつけた羽田さんは小説家を目指し、羽田少年は勉強するふりをしながら隠れて小説を読んだり、自宅からの長い通学時間を利用して色々な本を読み続けたそうで、
そして高校三年生の時に初めて投稿した小説で「黒冷水」で第40回文藝賞を受賞して作家デビューを果たしています。
そして2015年芥川賞を受賞しました、まさに天声人語が芥川賞作家を作ったといっても過言ではないでしょう。
塾に通い天声人語の要約をすることがなかったら、芥川賞作家羽田圭介は生まれなかったのでしょうか?
最近羽田さんが怒っていること!
ある番組で最近羽田さんが怒っていることを取り上げていました。
・テレビに出ると芸人扱いをうける。
・インタビュー内容を変えられる。受賞後テレビ・雑誌の取材が増え8月は約30件もあり、電話で話したことが80%変わるのに腹が立つ。
・取材されるた時苦労話を求められる。ゆるい苦労はあるが本当の苦労はない、苦労話をするまでインタビューが続き、結論あり気で人生を当てはめられることに、憤りを感じる
・地元が気安く講演会を頼む
・芥川賞受賞後に編集の態度が変わった。2~3年かけて修正をしていた作品が芥川賞を取った直後に連載が決まった。
・SNSで知らない男が自分の名前を使いナンパしている。
・売れない作家の扱いが酷い。新人作家より中途半端なベテランの扱いが悪い。
・過去の作品の評価について。前作「メタモルフォシス」(4000部)と受賞作「スクラップ・アンド・ビルド」は、題材をだけ変えて「視野の狭い男の暴走」を書いているのに、評価と売れ行きが変わるのがムカツク
最後に
羽田さん2015年8月6日放送のアウトデラックスに出演します、そこでかなりのアウトっぷりを披露するみたいです。
羽田さん作家としての実力もありますが、その個性がかなり凄いので今後もバラエティ番組等に呼ばれそうな予感がします。
テレビ出演して顔が売れて作品が売れれば一石二鳥ですが、どうなるでしょう?羽田さんの今後の作品や活動に注目していきたいと思います。
羽田さんキャラクターが良いせいもあるのでしょうが、現在テレビに出まくっていますご本人も楽んで出演してそうです、羽田さん頭が良いので現在の状況も長く続くとは思っていないでしょう。
羽田さんのテレビへの出演は一過性になるのか?それとも作家枠に食い込んで今後も出れるようになるのか気になるところです。
2015年12月20日の情熱大陸で羽田さんが特集されます、どんな番組になるのでしょか?楽しみです。
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